(暫定)
それでこっちの路地に入ると班女塚がある。恐らく近くの駐車場やビルも社地だったのだろうが、今はちょっとわかりにくいかも(でも駐車場があるので
見つけやすくなってはいる)
石は冷たかった。コンクリでいろんなものと固められていた。たとえばこの織部灯篭。江戸時代(庶民は幕末以後くらいだろう)に流行ったいわゆる「切支丹
灯篭」である。しかも笠のかわりにどこぞの石塔の層石が乗っけられている。変だ。ちょっと「生物都市」ぽい。ぱらいそさいくだー(違う
右横に同じく南向きに並んで住吉勧進社(石塔)がある。こっちのほうが立派に信仰されているようだ。それほど古くは無い。
更に逆を向いて裏路地に対して天照さんの石塔もある。おばあさんが拝んでいた。アマテラス関係は明治時代に無茶くチャされたのでもともとどういう信仰
だったのか定かじゃないし、戦時中なんて唯一神的だったわけで、そのころ作られた新しいものであると思う。
つまりいろんな近所のものをいっしょくたに「変な土地」に集めたということだ。お寺さんにゃよくあることで、稲荷勧進なんかしてる神社関係でもある
ことだろうね。ここで一番威勢をはってたのが、この神木というわけでした。