つづきですわ。
墓みがき
江戸時代の不気味な話し。夜中に真っ暗な墓場にさしかかると、あやしい男女が墓石をごしごしやっている。ぎゃーっ!!正体は何か民間信仰の類だったらしい。ようはリアル男女だったというわけだ。
ハク
魂魄この世にとどまりて、の「魂」は空へ抜けるもの、そして「魄」は地の底に溜まるもの、だ。恐らく腐れ溶けた屍そのもののことをさしているのだろう。
鬼火
河童
人魚
グロブスター
オーストラリアや英国、南アフリカなど世界中で発見されている巨大漂着物グロブスター。ぐにぐにした巨大な肉のカタマリで、何等体内組織を持たず、1960年にタスマニアに流れ着いた毛だらけで真ん中の盛り上がった円形の怪物は調査の結果、魚、哺乳類のいずれでもないとされた。毛があるのがキモイ。UMA研究で知られた故サンダーソン博士が命名した。南太平洋で生きたグロブスターらしきものが目撃されたことがあり、それによるとダイビング中、サメを追って深く潜っていったところ、水温が急激に下がり、海底の岩の裂け目から、褐色をしたブヨブヨしたものが浮上。グロブスターがゆっくり近付いてくるとサメが不意に硬直したようになり、それを包み込んだ褐色の物体は岩の裂け目に戻っていったという。
バチヘビ
水死人
チョンチョン
二口女
腹中虫
おはぐろべったり
がしゃどくろ
グリーンジャイアント
グレイ
ケンタウロス
コカトリス
ざしきわらし
スクリーマーズ(造語)
本当は奇談にのせるべきであったのかもしれないが、こういうふうに何かを書いていると、その中に顔などが浮き出てくることがある。自動書記に近いのか、ほんとに意図しないと頃に顔が浮き出してくるのでびっくりする。この絵がまさにそうだ。ただ渦巻きを書こうとして、絵の具でぐるっとやったところ、中央部に、叫ぶ苦しげな男の顔が浮き出してきたのである。決して意図して書いたわけではない、私は下書きも何もせずいきなりものを書くので、いや、そもそも意図してこのような顔の形の染みを作り出す技術などあるはずがない。心霊写真の一種かもしれない。こういうものを、たいていが叫ぶ人間の顔になっていることから、スクリーマーズと呼ばせて頂いている。
ゾンビ
たんころりん
木の実が熟しすぎると化ける。それをこう呼ぶとされているが、この伝説の正体がじつはよくわかっていない。本当にそんな妖怪がいたのか?現在では疑問視する人もいるという。
ビッグバード
堕天使
一本ダタラ
浦島の亀
火吹き男(ひょっとこ)
火龍
餓鬼
海おんな
地縛霊
テリー伊藤によると鎌倉のあるバス停にいつも老人の幽霊が座っているという。子供に会いに行く、と会話も交わせるそうである。いい形の地縛霊かもしれない。
吸血鬼
死に神
手の怪
女妖
女霊
人面そう
人面花
スノーマン
狸火
天使
百鬼夜行
百目鬼
浮遊霊(ノゾキ霊)
魔女
夜告げ鳥
ごめんなさい、これ、どこで読んだのか、ほんとはどんな名前だったのか、一切書くのを忘れていたので、どんなものかわかりません。確か夜にやってきて、あまりいいことをしない、ヨーロッパの鳥怪だったと思う。
霊団
霊がある目的のためにグループを作ることがよくあるという。霊団は一般には「いい霊」の集団とされることが多いように思う。この絵はもともとは百閧フ「冥途」に感動して描写してみたもの。死出の旅に出る父とその旅仲間の話。