2006年01月05日

年始早々マレーシアでビッグフット発見

 

 

足跡ペタリ。じゃなくて、人間に似た、でも暗い赤もしくは黒色の毛に顔から身体から覆われた4メートルはあろうかという大男が叫んでたって話。獣人の話は秋に赤毛?の森男がモスマン生息地近くの定点カメラにとらえられたって話を始めとしてここのところ相次いでいるが、いずれも「ネタ不足のUMA業界」を沸かせようとしてるだけのような気がするんだけど。だいたい4メートルて・・・

場所はジョホールバルからおよそ190kmのKahangのKampung Punjat Sungai Nadik、Batuから25キロのorang asliの村人が語ったことだという(年始からご苦労様。長い住所だなー)。オオテナガザルに似ていたが、それよりよく知られているビッグフットそのものだったと説明したという(誰がビッグフットをよく知ってるって???)。15分のにらみ合いののち、目撃者は一目散にジャングルの中を逃げ出した。その近辺で(といってもKota TinggiのMawaiで見つかったと書いてあるから別物と考えるのが妥当だろうが)発見されたのが40から50センチのこの足跡だったという。・・・4メートルで40センチ?支えきれるのか?泥地の足跡はえてして巨大になるもんだ。それを考えるとせいぜい人間より一回り大きいくらいと推定するのがよさそうだ。Amir Md Aliというこの目撃者が語ったことによると、Gunung Pantiのジャングルで4ヶ月前のこと、30メートルほど離れて突然背の高い生物に出くわした。そこは蛙採りによく行っていた場所だという。目があった瞬間文字通り蛇に睨まれた蛙のように15分間立ちすくむはめになったのだ。彼は睨み返すことで逃げるだろうと踏んでいたようだが、生物は彼から視線をそらさなかった。だから恐怖を感じ振り返らずに逃げたという。その他、Herman Deramanという21歳の青年が、竹集めの最中休んだとき、夜中に突如木に架けた小屋を烈しく揺らしながら吼える謎の生き物に出くわしたという。眠れないままの翌日竹集めを終えて戻ったとき、大きな生物が根元に座っているのを見た。生物は小屋ではなく木に身体をこすりつけていたようだった。背後にいたので、生物は彼に気がつかなかったという。Kampung Punjat Sungai Nadikはジャングルで採集したものを売ることで生計をたてている小さな家族の村だ。ジョホール国立公園の管長Hashim Yusofは情報を集め、真実を明らかにすべく調査隊を送るつもりのようだ。変な噂のせいで貴重な観光資源を汚したくないというのが狙いだそうで、世界各地で報告されたというビッグフットやorang mawasの情報を集めているという。うーん、まじめだ。ところでオラン・マワスって何だっけ?オランウータンの現地名だった覚えがあるのだが・・・?いちおうこのへんに関するfarsores.orgの文脈からするとオランペンデクの上位に位置する「獣人」のように書かれているのが気になるなあ。<2/2後記>今週スポーツ新聞を始めとして日本国内でも続報込みで情報が続々と出てきている。もっと明瞭な足跡写真や、複数の目撃談も。魚を食い散らかした痕がみつかったとか、謎はますます解明に向けて動いている(あっさり既知の動物という結論になったら困るなあ)。インドネシアでも同様の報告があがっている模様。

原文:
Villagers’ close encounter with Bigfoot
STORY AND PIC BY FARIK ZOLKEPLI(KLUANG)