2006年1月20日

オクラホマにも「恐竜」出現


・・・だそうです。ジュラシックパークのアレです。別のニュースで後足で立つ歯の鋭いなめし皮の生き物の目撃談もありましたが、あちらはいつものとおり、疥癬で毛の抜けたコヨーテと推定されてます。でもこっちは明確に・・・about.com読者投稿からてきとう訳。

オクラホマのラプトル

ブルース筆

2005年の6月下旬、私は息子のチームが参加している草野球大会に出かけた。東カンザスにある我が家からオクラホマのタルサまで、169号ハイウェイを南に向かった。一人だった。日差しが強く暑い日で、夕日が沈む数分前くらいにタルサの北にたどり着くことができた。

突然、奇妙な生物が道路に飛び出し私の目の前を駆け抜けた。まだ陽光の強い時間だったので私は目と鼻の先ではっきりそれを見ることができたのである。他の何者にも似ていない、ハリウッド映画のジュラシック・パークに出てきたヴェロキラプトルそっくりの小さな恐竜のようなものだった。二本の大きな後脚で直立し、人間のスプリンターがやるような感じで小さな前足を動かして走った。頭は後ろに引いたようにしていた。その僅かに開いた口には一そろいの恐ろしい牙がはみ出しており、目はとても野性味あふれまるで昆虫の目のように見開かれたままであった。

それは極めて敏捷で、一瞬で見えなくなってしまったが、私がその姿を明確に捉えられないほど速かったわけではない。それまで見たことの有る猫や犬やリスや狐やポッサムやアライグマのいずれでもなく、動物ですらなく、この周辺の森で生活しているいずれの動物とも違っていた。ネットでこの動物を調べたが、似たようなものはどこにも見つけることができなかった。それは完全に野生でとても危険に見えた。私は自分がこれを見ることができてラッキーだったと思う。同じモノをもう一度見たいと思っている。(1/16/2006)


一瞬しか見ていない(しかも走行中である)というところが若干怪しい。前にアタカマの恐竜として報告されたものに極めて似た噺だが、冒頭にあげた「毛の抜けた直立コヨーテ」の可能性もなきにしもあらずだ・・・その速度を直立した状態でも保つことができたとしたら。高等動物は学習する。そういうコヨーテがいた可能性も否定はできない。だが、不思議なことに、アメリカでは冒頭の報告はチュパカブラ、こちらの報告はラプトル(ケモノ竜)の扱いなのである。インビジブルな存在に襲われた噺が別項に出ているが、こちらも影男ぽい扱いをされているのに、一方で極めて似た状況の「幽霊」噺も頻繁に顔を出す。いずれ判断は読者に任されている。・・・