「ペット幽霊」に罰金刑

あんまし特記すべき事件もない今、ほじくりかえしてananovaから。しかしここ、ほんと信用できんのかな(できんだろ)。。

ある兄弟が「ペット幽霊」を飼っているために罰金を課された

東インドのある村議会が、二人の兄弟にペット幽霊を飼っているかどで罰金を課した。イスワーとハリパダ・ムアムは西ベンガルのAkshaypurに住んでいるが、彼らの妻が死んだあと幽霊になったものを所有しているということで起訴された。村人によって呼び出された悪魔払いの祈祷師は、兄弟のペット幽霊は「最近このあたりで流行する疫病を発生させた責任がある」と主張する。村の長老たちは彼らが悪いものを村に持ち込んできたといって360ポンド相当の罰金を課したとデカン・クロニクルDeccan Chronicleが伝えている。新聞は兄弟が金を捻出するために田畑を抵当に入れなければならなかったと伝えている。彼らは今、二ヶ月以内に金の支払いが出来ない場合、全てを失ってしまうリスクを負っている。地方長官のムクル・サルカールはこう話した。「私はすぐこの件を調べるつもりです。もしこれが本当のことならば、地域管理局は何らかの必要な行動をとることになるだろう」(ananova)

・・・疫病を死者の呪いと結びつけるのは洋の東西問わない土俗とはいえなんか金で解決という方法にちぐはぐさを感じる。オカ的に特に面白いもんでもないけど、最近こんなニュースばっかです。幽霊屋敷に侵入して罰金刑を課せられた青年たちの話題も出てました(公判の模様の動画まで)。「背筋が寒くなった、あそこには絶対いるよ」と主張する青年達は結局それはそうとして不法侵入で罰金刑を課せられたということだけど、ここまで高額ではない。中国も土葬にした人が祟って疫病を流行らせたという話は多いし、東欧の事件については昔ここで書いた(災厄は疫病ではないが)。日本も例外ではないだろうが、そういうものを聞き読みしたことはない。南方系の考え方なのだろう、疫病自体南方由来が多いから。しかし、奥さんはペットなのか?