150年の時空を越えて江戸時代の妖怪「髪切り」が出たか？朝日の速報。

通学途中の中３女子、髪切られる　神奈川県南足柄市2005年10月03日10時41分

　３日午前７時５５分ごろ、神奈川県南足柄市狩野の女性から「自宅近くの路上で娘が男に髪を切られた」と松田署に通報があった。男が登校中の中学３年の女子生徒（１５）の髪を切って逃げたといい、同署が暴行容疑で調べている。

　同署によると、女子生徒は同７時４０分ごろ、１人で家を出た。自宅玄関から約１０メートル歩いた路地で、後ろから近づいてきた男が突然髪をつかみ、刃物で２０センチほど髪を切り、無言のまま走って逃げたという。女子生徒にけがはなかった。自宅に戻り、母親（４６）が通報した。

　調べでは、男は身長１７０センチ前後、２５〜３０歳ぐらいで、黒っぽい長袖の服を着ていたという。

・・・だがこのての事件はまだ女の人が髪を結っていた時代には頻繁に起こっていたわけで。いずれも男が何か通り魔的な感覚で行ったものとみられ、最近の空気銃魔と似たようなもんではあるが。同じ江戸後期の「突き」みたいなのが流行ったら問題。「突き」は夜道で女の尻を何人も槍で突くと願が叶うという迷信。「槍」なわけだから無事じゃすまないのだ。辻斬り（元々は刀の試し斬りという明確な目的があったものだ）が悪質化したようなもの。